夫婦は互いの必要を認める

親密な夫婦関係を築き、長続きさせるために必要なものは何だと思われますか。
まず、社会生活を送るために必要な費用を賄う収入は欠かせません。
良い計画のうちに仕事に力を注ぐことは間違ったことではありません。
また、同僚やご近所や親族との付き合いも大切です。
健全な人間関係は人の幸福に役立ちます。
しかし、互いの感情的な必要に敏感であることについてはいかがでしょうか。
さまざまな社会的な責任に追われ、知らず知らずのうちにこの分野についての責任が果たせていないということがあるかもしれません。
では、どうすれば互いの感情的な必要を顧みることができるのでしょうか。
相手を労う言葉を意識してかけることですか。
時間をとって、ゆっくり話を聞いてあげることですか。
時々プレゼントを用意することですか。
確かにこうした事柄はすべて、とても大切なことです。
そして、すでに努力しておられる事柄かもしれません。
では、相手の性的な必要を顧みることについてはどうでしょうか。
特に中高年の夫婦において、性的な必要が満たされていないという状況が見受けられるようです。
大前提として、このデリケートな問題にどのように取り組むかは、夫婦が決定しなければならない事柄です。
互いの権利を尊重しあい、互いが同意できる決定をしなければなりません。
しかし、決定を難しくする、公にしにくい微妙な状況が存在するのも事実です。
例えば、性的な必要を満たすための体力に自信がないという場合です。
働き盛りの中高年の男性は特に、この点に不安を感じておられるかもしれません。
自分の状況を相手に伝えるのをためらい、性に関する問題をうやむやにしてしまうということもあるかもしれません。
そうすると、心の中では互いを敬いたいと感じてはいるものの、問題は複雑になっていきます。
言葉でしっかり伝えないと、なかなかはっきりとした状況はわからないものです。
状況が分からないと、相手が自分に対して「無関心になっているのでは」と感じてしまうことでしょう。
そうなる前に、しっかりと話し合いをすることは賢明です。
場合によってはバイアグラのような薬を用いることも検討できるかもしれません。
しかし、薬には必ず副作用が伴うことも事実です。
これはバイアグラだからという問題ではなく、薬と名の付くものにはすべてそういえます。
とにかく避けるべきなのは、思考力を働かせる前にあきらめてしまうことです。
性について真剣に話し合うことなどできないとお考えですか。
薬を用いるような実際的な方法を検討することは恥ずかしいことでしょうか。
だまって性の問題を見過ごすほうが賢明でしょうか。
お勧めしたいのは、さまざまな可能性を夫婦でしっかりと検討してみることです。
あなたは家庭のために一生懸命仕事に励んでおられるのではないでしょうか。
よりよい家庭生活のために、友人や親族との好ましい人間関係を築いておられるのではないでしょうか。
時には相手にやさしい言葉をかけ、話をじっくり聞いてあげて、折に触れてプレゼントもします。
こうしたことすべては、あなたの配偶者への思いやりによるものです。
では、ぜひその思いやりを他の分野にも反映させてください。
性に関するデリケートな問題にも首尾よく対処し、健全な夫婦関係を楽しまれることをお勧めいたします。
こうしたことすべては、親密な夫婦関係を築き、長続きさせるために必要なものなのです。

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